本物のスピリチュアリストになる

本物の定義

これから話す「本物のスピリチュアリスト」についてですが、まずは、「本物とは何か?」を定義しなければなりません。

「本物」の定義は人によって違います。

よって、この項で言及している「本物」について、説明しておきますね。

本項で定義する「本物」とは…

能力と人間性の両方が備わっている人

のことを指します。

もし、あなたの中の「本物」に対する価値観が全く違ってもそれは構いません。

あくまでも、わたしが辿り着いた「本物」の定義であり、それがあなたにとっても正解であるとは限らないからです。

人の数だけ正解はあって当たり前ですし、わたしの価値観ですら、あなたの人生においては、ただ目の前を通り過ぎてゆく物事のひとかけらに過ぎないということを前提として読んでくださいね。

本物が絶対にしないこと

もし、皆さんが今後、本物のスピリチュアリストとして活動をされる、もしくは本物を目指していきたいのであれば、以下の「本物ならまずしないこと」を知っておきましょう。

空前のスピリチュアルブームである今、皆さんがこれからあらゆる情報を取っていく中でも、「その人が本当に信頼できるかどうか?」の一つの指標になると思います。

本物が絶対にしないこと

  • 不安を煽る
    いつまでに○○をしないと、アセンションできない/○○を過ぎると二極化が加速して振り落とされる など
  • 必要以上に金品を要求する
    何かと理由をつけて、自分に金品を献上するように仕向ける
  • 視えたことやリーディングしたことを「そのまま」伝える
    言葉を選ばず、視えたことなどをそのまま伝える、翻訳力と人間的配慮を欠いた発言
  • 情報を精査しない
    降りてくる情報を「伝えるべきか?」「本当にその人にとって必要か?」などの細かい見極め
  • 注目を浴びて喜ぶ
    本当の能力者はひっそり生きている、もしくは表に出ても名声に興味がない
  • 能力に胡坐をかく
    能力を使って自分の力を誇示したり、人を支配したりする
  • 他者を囲い込んで選民意識を煽る
    「あなたは選ばれている」「あなたはここにいるから大丈夫」など、選民意識を刺激して支配する

これらの特徴に当てはまるスピリチュアリストは、「高次元」を謳っていながら、しかるべきところに繋がれていない可能性がありますので注意しましょう。

彼らが、「悪い」というわけではなく、選ぶ側のわたし達がしっかりと見極める目を持っておきましょうという話です。

この世では、全ての存在に役割があり、ある人にとっては「悪」でも、ある人にとっては「善」であるという側面を皆がそれぞれ担っているのです。

ですので、ここでわたしが定義した「本物」も、誰かにとっては「偽物」かもしれませんし、逆にここで「本物」とされない条件に当てはまる人も、誰かにとっては「本物」であるということを忘れないでくださいね。

そういった一歩引いた目線で世の中を見ることで、あなた自身もたとえ「偽物」と出会ったとしても、そこで「騙された」とは思わないはずです。

彼らと出会うことで、あなたも何かを学ぶ必要があったのですから。

全ての経験を通してあなた自身が磨かれ、「本物」となっていくことに意味を見出しましょう。

本物の見分け方

上記のことを踏まえた上で、今度は「本物の見分け方」について解説をしていきます。

以下の項目を参考にして、あなた自身が目指す『本物像』を確立する手助けにしてくださいね。

本物の見分け方

  • その人が「愛ベース」で動いているかどうか
    お金や名声や数字のためではなく、世の中に良い循環を生む意識で活動をしているかどうか
  • 不安を煽って他者を囲い込んでいないか
    不安や恐怖の感情を刺激することで、自分から離れられないような状態(自立を阻害)にしていないかどうか
  • 一人の人間として見たときに尊敬できるかどうか
    能力や社会的地位などを除いても、その人の人間性に共感できるかどうか
  • 目がいきいきしているか
    使命感と光を帯びた眼差しを持っているかどうか。良くないものに憑かれている人は、笑顔でも目が死んでるので要注意。
  • 口だけではないかどうか
    言っていることとやっていることが一致していない人は避けた方がいいです。
  • 「その人自身」として発信しているかどうか
    発信内容に関する責任を、神様や天界の存在に押し付けていないかどうか。あくまでも、「その人」の言葉として発信しているかどうか
  • 選択肢を示しているかどうか
    正しさは人の数だけあることを伝え、個人に選ぶ権利があることを伝えているかどうか

これらを完璧に実現しているスピリチュアリストはごく少数ですが、世の中には人知れずこれらのことを大切にしながら活動をしている人はいます。

彼らの行いは派手ではないかもしれませんし、口が上手いわけでも、煌びやかなわけでもないかもしれません。

しかし、彼らの目には、「魂」が宿っています。

一度出会ってしまったら、あなたの人生や価値観は根底から覆されるかもしれません。

嫌でも自分と向き合うことになるかもしれません。

そして、人生が信じられないスピードで加速するかもしれません。

あなたが望めば、あなた自身が他者にそのような影響を与えられる人に必ずなることができます。

誰かを信じるのではなく、自分を信じましょう。

背中で語る彼らの姿を見て、学び取りましょう。

それには覚悟も必要ですが、その覚悟を持ってしか得られない世界がそこにはあるかもしれません。

本物はエネルギーで分かる

遥か昔、霊能者や占い師というと、「選ばれた人」とうより、「選ばれてしまった人」という感じでした。

なぜなら、本物の霊能者や占い師は、みんな命を削って他者の幸せのために奉仕していたからです。

昔からそういった「神から与えられた能力」を私利私欲のために使ったならば、その能力はたちまち消えてしまうと言われていました。

現代でも、本当に霊能の力があり、神と繋がっている人は、どんなに差し出されてもお金は受け取らないそうです。(お金の代わりにお米や野菜など、神様に備えられるものは受け取る。)

社会で生き、普通に仕事をして給料をもらうわたし達からすれば、彼らの仕事はあまりにも割に合わないと思いませんか?

ですので、本来、その人が然るべきところに繋がっているのならば、そういった能力を使って金儲けなど、ありえない話なのです。

本物は、循環の大切さを知っています。

そして、他者に手を差し伸べ、自分の能力を役立てることを「自分の幸せだ」と言い切れる強さと深い愛を持っています。

そのエネルギーを見極めてください。

彼らは、チヤホヤされて喜ぶこともなければ、名誉欲に走ることもありません。

むしろ、必要以上のものを差し出されたときは必ず断っているか、自分のものにせず、寄付に回したりするのです。

もちろん、皆さんに「そこまでやれ」とは言いません。

わたし自身も占い師として自分が必要とする最低限のお金はいただいていますので、彼らのようになることはできません。

しかし、世の中にはそうやって積極的に与え、常に正直で、あたたかく、絶対的な安心感のもとで人に尽くしている人もいるのです。

派手なパフォーマンスに惑わされて、「本物」から遠ざかってはいけません。

「エンタメ」と「本物」を混同させてはいけません。

もし、これを読んでいるあなたが、本気で占いの仕事をしたり、スピリチュアリストとして活動をしたいと考えてる場合は、あなたにとってどんな在り方が「本物」と言えるのか?を常に忘れずに進んでみてくださいね♪

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