仕事・適職・使命
リーディングのポイント
仕事・適職・使命についてリーディングをするときは、「結局どうしたいのか?」が非常に大切になってきます。
例えば、『転職』についてリーディングするとしましょう。
その場合でも、あなたが「その先にどんな未来が欲しいのか?」によって、出るカードも違えば、意味も大きく変わってくるからです。
特に、転職について読むときは、潜在意識と顕在意識のズレについても、注目してみてくださいね。
顕在意識で「仕事を辞めて起業したい」と思っていたとして、一方で潜在意識では「嫌なことから逃げたい」や「怠け心の克服」と出ていたとします。
その場合は、顕在意識では高らかに目標を掲げているが、潜在的には「逃げ」の意識が大きく働いているということになります。
これは一例ですが、こういった意識のズレをしっかりと読み取ることで、「アドバイス」のカードも的確に読めるようになります。
このようにして、顕在意識・潜在意識両方の観点から、「結局どうしたいのか?」を読み解き、原因やアドバイスと絡めることで、最適解を探っていきましょう。
適職や使命の概念
「適職」「使命」と聞くと、あたかも『この世にたった一つの、わたしにしかできないことがある!!!探せ!!!ひとつながりの欠片を…!!!』と、某アニメでも始まってしまいそうな勢いに思えますが、実はそうではありません。
スピリチュアルの観点から言うと、使命というのは非常に曖昧で、言い方を変えると『ざっくりしている』のです。
例えば、
- 自然環境保護に貢献すること
- 人のサポートをすること
- リーダーとして人を導くこと
- 光を人々に届けること
- 宇宙の言葉を他者に届けること
…など人の数だけ使命は存在し、「なんじゃそりゃ…」というようなものも結構あります。
また、人間は生まれる時に、最低でも7つは使命を持って生まれてきているといいます。
そうなると、もはや、あなたがやることなすこと全てが使命である可能性もあるのです。
ですので、使命と適職を関連付けて、「これ!」という一つの正解を探すのは難しいのです。
しかし、言い換えると、使命も適職も一つではなく、無限に選択肢があるということです。
例えば、あなたの使命の一つが『人のサポートをすること』だったとします。
この場合、人のサポートができる仕事なんて五万とありますよね。
看護師かもしれないし、保育士かもしれないし、通訳かもしれないし…おそらく、どれを取っても『人をサポートする』という軸さえブレなければ、使命を遂行していることになり、あなたは幸福感を得られます。
つまり、『人をサポートする』という軸だけ持っておいて、あとは得意不得意や好き嫌いで仕事を選べばいいのです。
使命と聞くと、「何か大きいことをしなきゃ!」と思うかもしれませんが、一番大切なのは、肩の力を抜いて、あなたが「楽しく」仕事や活動をし、その姿を見せることです。
そんなあなたの姿に、周りの人は勝手に影響され、勝手に学んでいくものです。
リーディングの注意点とオススメしないこと
仕事・適職・使命のリーディングにおける最大の注意点は、
『決めつけない』
『縛られない』
です。
先述したように、人は生まれながらにして、多くの使命を抱えてきます。
しかし、リーディングをしていくと、あなたの使命や適職を見た時に、非常に具体的な内容が書かれていることがあるかもしれません。
例えば、
- あなたの使命は『教師』です
- あなたの適職は『花屋』です
- ヒーリングで人々を癒す力を持っています
などです。
しかし、これらは、直接的なこともあれば、何かの比喩や象徴であることもしばしばなので、カードの文面だけを鵜呑みにせず、スプレッド全体のメッセージと絡めて読みましょう。
一つの答えに縛られて、あなたの可能性を潰してしまうことほどもったいないことはありません。
「じゃあ、結局どうすればいいの?」
その答えは、「これだ!」と思うものに出会うまで、トライ&エラーです。
実は、使命も適職も、自分の心による「これだ!」という体感によってしか、分からないようになっています。
リーディングでは、選択肢は無限にあることを理解しながらも、少しだけその選択肢を絞る意識で読んでいきましょう。
そのときに「最適な」メッセージを読めるようになると、あなたもリーディングマスターですよ💛
まとめ
- スプレッドでは、潜在意識と顕在意識の関連性を読む
- 使命や適職は一つではない
- 使命は案外ざっくりしていて幅がある
- 一つの答えに惑わされない
- 選択肢は無限にあることを知っておく
- 最後はトライ&エラー!実感によって使命を見つけよう