初級コースのシェア会について

皆さん、こんにちは(*^^*)

今回は、初級コースの「シェア会」について、大切なお知らせがございます。

初級コース開講当初より、毎月シェア会を開催しておりましたが、ご参加の人数が少なく、先月の開催においては参加者がゼロという状況にまでなりました。

よって、勝手ながら、これ以上は継続困難と判断し、4月より初級のシェア会は取りやめとすることを決定いたしました。

このような判断に至ったこと、わたし自身も非常に残念に思っております。

カードリーディングで大切なこと

シェア会は毎月無料でご参加ができる「実践」の場として開催していたつもりです。

初級講座のコンテンツで、皆さんはカードリーディングにおける基礎や理論を学ばれたことと思いますが、それはあくまでも『インプット』です。

どんなスキルでも、自分で練習をして、『アウトプット』をしなければ、絶対に自分のものにはなりません。

プロ野球で名を馳せるイチロー選手や大谷選手ですら、毎日他人の何倍も球を投げ、バットを振り、その結果、世界で通用する技術を獲得されたのです。

スポーツでも、その他のスキルでも、ルールややり方は基本中の基本でしかなく、それを学んだからと言って『プロ』になれるわけではありません。

それはオラクルカードにおいても同じことです。

どこまでやれば仕事にできるのか問題

初級の受講期間中、

「どこまでやればお金になりますか?」
「どうすればプロになれますか?」

というご質問をたくさんいただきました。

皆さんが、カードを仕事にしたいと思ってくださっていることは、わたしにとっても嬉しいことです。

しかし、果たして、皆さん「プロ」を語れるようになるだけの練習をしていますか?

スピリチュアル業界というのは不思議なもので、「視えます」「聞こえます」「占いできます」と言えば、他人から『すごい!』と言われてしまう世界です。

それが例え、中途半端で稚拙な知識やパフォーマンスであったとしてもです。

しかし、カードリーディングや霊視というのは、誰よりも何よりもとても繊細で荷の重い仕事です。

古来、そのような仕事は一般人には到底不可能な仕事でした。
イタコやユタ、修行を積んだ占い師だけが、そのリスクと業を請け負っていたのです。

だから、彼らの言葉は重く、深く人々に届いたのです。

カードリーディングという仕事は、人の心に触れ、人生に触れ、時には目の前の人の人生を根底から揺るがし兼ねません。

相手があなたに、「お金を渡す」「お願いしますと頼む」時点で、彼らはその時間をあなたに委ねています。

お金をもらってリーディングをするときに、相手の「自分軸」など期待しないでください。

お金をもらった時点で、そのリーディングの時間は、相手の人生をあなたも一緒に背負っていると思ってください。

あなたのリーディングによって、誰かの心や人生が壊れることだってあり得ます。

何かが起きた時、その責任や業を負う覚悟はありますか?

本当に「気軽に」やっていいのか?

昨今のスピリチュアルブームにより、リーディングや霊視などの力を使って、ビジネスにする人が増えてきました。

しかし、その中のどれだけの割合の人が、先ほど挙げたリスクと覚悟を背負って取り組んでいるでしょうか?

「みんなやってるから」
「お金になりそうだから」
「気軽にできそうだから」

そんな思いでカードに触れることがあるとしたら、わたしは愛を持ってあなたを止めると思います。

どんな仕事であっても、「気軽に」「ちょっと練習すれば」プロになれるなんてことはあり得ません。

それなりの覚悟と練習量が必要だと思ってください。

「どうすれば仕事にできますか?」

この質問をいただくたび、わたしはできるだけ誠実に答えてきました。

しかし、それと同時に心の中で疑問も生まれました。

『なぜこんなにもプロになりたいという質問が来るのに、シェア会の参加者が少ないのだろう?』と。

『みんなどこでどうやって練習や実践をしてるのだろう?』と。

シェア会は、「みんなでカードを引き合って、わたしやメンバーに解釈や言葉選びのアイデアをもらう」というコンセプトでやっていました。

アーカイブも残していましたが、それはあくまでも復習用で、リアルで参加しなければ得られないものがたくさんあったと思います。

もちろん、シェア会だけが実践の場ではありませんし、皆さん独自のプラットフォームがあることも承知しています。

また、忙しくて参加できなかった人もたくさんいるでしょう。

しかし、「本気でやりたい」と思っていることに対して、人間は必ず自分で情報を取りに行き、時間を割くものだと思っています。人間とは、そういう生き物です。

ということは、それだけの気持ちや意識がないにも関わらず、「仕事にしたい」と思う人が多くいるということなのか…?と、わたしの中で、大きな危機感が生まれました。

皆さん個人個人が、どうカードのスキルを活かし、役立てていくかは自由です。

ですが、わたしは今一度、カードリーディングという仕事の「重さ」や「責任」について、この機会にお伝えできればと思い、このお知らせを執筆しています。

心からの応援

批判や反論もあるかもしれませんが、これは、わたしから皆さんへのエールです。

おそらく、世にいるスピリチュアリストで、そういった能力を使って仕事をすることのリスクを話す人は少ないと思います。

なぜなら、「あなたにもできますよ」と言ってその気にさせておいた方がお金になるからです。

しかし、この仕事は、そんなに甘くありません。

光と同じくらい闇を見ます。

感謝の言葉と同じくらい厳しい言葉ももらいます。

やりがいと同じくらい『これで大丈夫かな?』と悩みます。

そんなとき、生半可な気持ちで始めた場合、自分が潰れてしまうのです。

ですので、もし、あなたが
「オラクルカードを使って仕事をしたい」
「オラクルカードを仕事に取り入れたい」
と思うなら、今回お話ししたリスクや覚悟について、もう一度考えてみてくださいね。

そのリスクを背負っても、たとえその仕事で損をしたとしても、それでもあなたが「やりたい!」と思うなら、きっとそれはあなたの今世での大きな役割です。

是非、突き進んでくださいね!

皆さんの人生が、最善の方向へ向かいますように。

心から応援しています!

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